他人のオンナって、なんでこうも魅力的に見えるのだろう…
もう手に入らないから?
彼氏とラブラブでハッピーだから?
いや、むしろ逆なのかもしれない
バイト先の後輩、宍戸さんは
彼氏がいるけどいつも愚痴ばかりだし
あまり上手くいってるようには思えなかった
バイト中は太陽みたいな笑顔を振りまく
とても元気いっぱいな彼女
僕はその表面的な部分しか知らなかった
お店が混んで大変だった時
宍戸さんは残業してくれたが、終電を逃してしまった
「先輩のおうちに泊めてくださいよー
宅飲みしたいな、ね、いいでしょ?
」
彼氏がいるのに男の部屋に泊まるのか…
まぁ、僕は「バイト先の先輩」で男だと思われていないんだろう
乾杯しながら彼氏の話をすると
「アイツのことは…もういいや、思い出したくない…」
どうやら鬱憤が溜まってそうだ
朝まで愚痴コースかと思ったら、そうではなかった
「先輩は彼女いないの?
じゃあ、私とかどうですか?
」
緊張が走った…顔を近づけてくる宍戸さん
チラつく胸元…こんな可愛い後輩に迫られたら…
こんな子が浮気とかすることあるんだ…
一途で純粋な子だと思っていたけど
僕は宍戸さんの抱える悩みや感情なんて見えていなかった
空気に呑まれて他人の女を抱いてしまった…
なんとも言えない興奮と感情に包まれた
他人の女ってだけで、こんなに興奮するものなんだ…
宍戸さんの裏顔…いや、素顔に触れた気がした
人は見かけによらないものだ
宍戸さんは、とても大胆で、情熱的で、エグい程にエロかった
僕は、宍戸さんが欲しい
宍戸さんに惚れてしまった
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