門番の独白(もんばんのどくはく)
ああ王よ!
あなたは闇の夜にどこからともなく突然お現れになって私を驚かします!
あなた様つまり陛下(へいか)は来る時はいつも陰鬱(いんうつ)な顔をして疲れた様子でおられるのに
あの牢(ろう)の中から出てくるときにはすっかり溌剌(はつらつ)とされてまるで別人のようにすっきりとなされて!
いったいあの中で何が行われているのでしょう?
?
もちろんこの私めにはまったく思いもおよばぬことでしてつまり私はただの門番でありあなたは王だ!
そして中にはあの美しい王女を閉じ込めて……
もちろんやることと言ったら一つしかないはずだ!
暗闇の密室で王という絶対的な権力を持っているのなら
何がそれを押さえつけることができるでありましょう?
?
そんなことはこの私めつまり門番程度でもたやすく想像できる……
いえ私は何も知らないのです実際その中でどんなお愉(たの)しみをされていることやら
でなければあのように晴れ晴れとしたお顔で出てこられるようなことがありますでしょうか?
!
どんな魔法か秘薬があの中に?
!
まるで射精でもされたようにすっきりとなされて……!
!
は!
射精!
!
そうだ王が子孫を残すことなど当然ではありませんか
あなた様のような絶対権力者であればそれは当然もちろん疑いようのない行いのはず
しかしあの純粋無垢なわりに爆乳パイパンつるまん王女にそんなことを……?
!
いやもちろんそれは私のただの妄想!
見たことはありません
とにかく私の目には永遠に確かめようのないことなのです
つまりあなたは王であり私はただの門番
私にはあなたのお帰りを待つことしかできませぬ!
やや……今宵(こよい)も高貴な足音が聞こえてまいった
もちろんあなた様の足音であると確信していますが
さてもう少し闇に目をこらすことにしよう。
。
2025/06/01
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javy.jp
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