「やっぱ、萌音のやつ。
許してくれねーよな」
伊織は今日の昼間のデートで、恋人の萌音と些細なことでケンカしてしまった。
お互い別れる、別れないのは無しまで出た始末。
後味が悪いままお互い帰ったけど、やっぱ、伊織は萌音のことが気になってた。
チャイムを押す指が震える。
扉の向うから出て来たのは、戸惑いながらも安堵した雰囲気を漂わせている萌音。
なに?
伊織……
いや、まぁ
昼間のことで
謝ろうと思って
このまま、
お別れじゃ
やっぱ、俺……
伊織……
私も……
このまま伊織と
2024/04/15
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