■プロローグ
季節は深秋。
男は宿の予約をしていた。
その宿は人里離れた田舎町……秘境と言っていいほどの山間にあった。
山は文字通り紅く、紅葉が美しく町を彩っていた。
日が沈みかかり若干の夕焼け、そこに浮かぶ鰯雲。
目に入る景色が全て『秋』を主張していた。
バス停から降りると、待ちわびた用に一人の女性が微笑みながら出迎えてくれた。
【菖蒲】
「ようこそおいでくださいました、旦那様……ふふっ、菖蒲です。
」
【菖蒲】
「来るかと思った……って顔してますね。
そう思って貰えてたのなら、私
2019/09/20
6本 (約79分)+α
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javy.jp
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