■プロローグ
季節は秋。
男は宿の予約をしていた。
その宿は人里離れた田舎町……秘境と言っていいほどの山間にあった。
紅葉も終わり散りそうな季節、それを男は見たくなった。
宿には夕方には到着すると伝えてあり、バスも定刻どおり夕刻に着いた。
バス停から宿までの道を歩いていると、女性がこちらに気づき近づいてきた。
【菖蒲】
ようこそおいでくださいました、旦那様。
……ふふっ、夕刻頃だと聞いておりましたので、お迎えに参りました。
【菖蒲】
バスは2本しかありませんから、この時間に来られる
2019/06/29
10本 (約82分)+α
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javy.jp
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