■プロローグ
季節は夏。
男は宿の予約をしていた。
その宿は人里離れた田舎町……秘境と言っていいほどの山間にあった。
肌を刺すような太陽の光、じめじめとした湿気とうだるような暑さ。
避暑をするならば、と男が思い出したのは春に訪れたあの宿。
夕方頃にと電話で予約をしたが、気が逸り1本速いバスに乗ってしまった。
バスは2本しかない田舎。
昼前に着いてしまい、やってしまったと今更に後悔が頭をよぎる。
夕方以降チェックインの客が昼前に来ても、恐らく準備はできていない。
むしろ少し迷惑
2019/06/29
10本 (約68分)+α
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javy.jp
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