初めてあなたとキスした日のこと、よく覚えている。
抱きしめられて野原一面のススキが風にザワワと鳴って、その音が不思議に切なくて…。
今この時が永遠に続けばいいと思った、あの日…。
私達はずっと一緒で何より愛し合っていた。
「好きだよ、芙由。
春になって卒業したら結婚しよう」「省吾…」そう私達は愛し合い、そして幸せだった。
卒業したら春になったら私達は結婚し、もっともっと幸せになる。
けれど不幸は思いもよらぬ形でやって来た。
父が保証人となっていた友人が事業に失敗し、その借金をうちが被ることになったのだ。
借金を肩代わりする代わりに省吾の父親の後添いになることになった。
そして省吾の目の前で初めてを奪われて!
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2018/09/14
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javy.jp
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